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 センバツを懸けて 秋季四国高校野球代表校の戦力 香川

 来春のセンバツを懸けた第59回秋季四国高校野球大会は28日、香川県のオリーブスタジアムで開幕する。各県予選を勝ち抜いた代表3校ずつ計12校が出場、まずは2位校と3位校が1回戦で対戦し、1位校は2回戦から登場する。28、29日に2回戦まで行い、11月3、4日に準決勝と決勝。24日の組み合わせ抽選を前に、各県代表の戦力を紹介する。

 高松一(1位) 32年ぶり6度目 3割8分打線で進撃

高松一のクリーンアップ 左から横井、和田、森安  旧チームの主力5人を中心に不動の9人で県予選5試合を戦い抜いた。38年ぶり4度目の優勝で32年ぶりの四国舞台に立つ。

 快進撃を支えたのは全試合で2けた安打を記録した打線。チーム打率3割8分6厘で、特に上位の活躍が目を引いた。俊足で長打力もある1番日野、緩急を苦にせず左右に長打が打てる3番横井、準々決勝で満塁弾を放った4番和田ら1―5番の平均打率は4割8分9厘。全41打点のうち5人で34打点をたたき出した。下位に粘り強さが出てくれば、さらに得点力を増す。

 エースの右腕森安は38回を投げて防御率2・37。130キロ台の直球とキレのあるスライダーで打たせて取る。制球に問題はなく、走者を置いても強気に内角を攻められる。県予選では登板機会がなかったが、制球のいい赤松、球威のある横井の両右腕が控える。

 1949年以来のセンバツ甲子園出場に向け、田中監督は「自分たちの野球を貫くだけ」と力を込める。

 【写真説明】高松一のクリーンアップ 左から横井、和田、森安

 投手 森安 晴哉(2) 右右
 捕手 岩田 宏彰(2)  〃
 一塁 日野 壮志(2) 左左
 二塁 赤松 達也(2) 右左
 三塁 小林  裕(2) 右右
 遊撃 津山 良平(2)  〃
 左翼 横井 良亮(2)  〃
 中堅 勢川 博幸(2) 左左
 右翼 和田 岳大(2) 右右
 選手 谷  啓司(2)  〃
  〃  山下 裕太(2)  〃
  〃  藤井 太尊(2) 右左
  〃  佐伯 勇輔(2) 右右
  〃  畠  明希(2)  〃
  〃  佐野 義基(2)  〃
  〃  古家 有喜(2)  〃
  〃  大久保慧一(2) 右左
  〃  広地 孝亮(2)  〃
  〃  谷井 俊輝(2) 右右
  〃  広畑 純平(2)  〃

 香川西(2位) 9年ぶり2度目 左右継投で競り勝つ

 夏の甲子園メンバーで残ったのは二塁の春名1人。戦力に不安を抱えたまま県予選を迎えたが、初戦の英明戦で4点差をひっくり返し、3回戦は尽誠に4点差を追いつかれながらも競り勝った。チーム一丸の粘り強さで9年ぶり2度目の四国切符をつかんだ。

 チーム打率3割5分3厘の打線は全員振りが鋭く、外野手の間を抜く二塁打、三塁打を量産。核になる打率5割5分2厘の3番奥村は、状況に応じたバッティングができ、勝負強い1番松本、2番坂元の出塁を生かす。下位も好調で、打率4割を超える7番竹内はチーム一の10打点。9番畔川も3割以上を残し、むらのない打線に仕上がっている。

 守りは左腕羽根田、右腕福永を軸に小刻みな継投でしのいだ。羽根田は防御率3・95、福永は2・60。ともに球威がそれほどないだけに、生命線の緩急と制球力で勝負する。夏春連続の甲子園に挑む岩上監督は「力はない。食らい付いていくしかない」と表情を引き締める。

 投手 羽根田翔太(2) 左左
 捕手 竹内 勇也(2) 右右
 一塁 小林 拓矢(2)  〃
 二塁 春名 政志(2) 右左
 三塁 山下 真輝(2) 右右
 遊撃 畔川 友輝(2)  〃
 左翼 坂元 秀隆(2)  〃
 中堅 奥村 涼太(2) 左左
 右翼 松本 涼太(1)  〃
 選手 福永 翔太(2) 右左
  〃  南原 悠摩(2) 右右
  〃  前山 啓介(2) 右左
  〃  西端 浩基(2) 右右
  〃  内田 祐希(2) 右両
  〃  尼子 祥平(2) 右右
  〃  山本 文也(2) 右左
  〃  鈴木 貴也(2)  〃
  〃  浜石 亮太(2) 右右
  〃  城戸 直道(2)  〃
  〃  川畑 裕嗣(2) 左左

 丸亀城西(3位) 4年ぶり19度目 安定感ある主戦石川

 総合力は高く、3位決定戦で速球派右腕を擁する高松北に五回コールドの圧勝。大事なゲームで地力の高さを見せて4年ぶりの出場権を得た。

 安定感抜群の右腕石川の投球が鍵を握る。180センチの長身ながら最大の武器は制球力。角度のある130キロ前後の直球に加え、打者の手元で鋭く曲がるスライダーをコーナーに配する。5試合36回で防御率2・75、四死球4。余計な走者を許さず、ピンチを最少失点で切り抜ける精神的なタフさもある。控え陣も199センチ左腕関口ら粒ぞろい。県予選で計3失策の守りも失点に絡むミスはない。打たせて取るエースをしっかりもり立てる。

 チーム打率は3割8厘。長打は二塁打17本、三塁打1本とやや迫力を欠く。3位決定戦で14安打したが、本調子ではない。打率3割8分1厘の5番新免、全試合で安打を記録した2番高嶋、6番大原は好不調の波が少なく、長打力のある1番西内、4番中川の出来が得点アップの鍵となる。

 投手 石川 大樹(2) 右右
 捕手 塩入 祐貴(2)  〃
 一塁 西内 章裕(2)  〃
 二塁 大原 雅俊(2) 右左
 三塁 水沢 寛和(2) 右右
 遊撃 高嶋 祐典(2) 右左
 左翼 山田 忠明(2) 右右
 中堅 中川 将来(2)  〃
 右翼 新免 利郎(2)  〃
 選手 後藤 有治(2)  〃
  〃  安土 康貴(2) 左左
  〃  関口 将平(2)  〃
  〃  四宮 貴弘(2) 右右
  〃  冨家 崇裕(2)  〃
  〃  岩崎 哲也(2)  〃
  〃  竹田 祐貴(2)  〃
  〃  入口 弘基(2)  〃
  〃  真鍋 孟紀(2)  〃
  〃  入江 京葵(1) 右左
  〃  北島 忠将(2) 右右

(2006年10月20日付・朝刊)


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