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高知商、鹿児島工両監督に聞く
12日の大会第7日第3試合(午後1時30分開始予定)で対戦する高知商と鹿児島工だが、高知商・西原均、鹿児島工・中迫俊明両監督が9日甲子園で顔を合わせた。春夏通じて初出場の鹿児島工は、2回戦が初戦。1試合済ませた分、高知商が有利だが、逆に戦いぶりをチェックされた点はどうか。勝負を控えた両監督に聞いた。
―相手チームの印象は?
中迫監督 野球どころ高知県の代表ということで、洗練されている。非常に打力があり、優勝も狙えるのでは。
西原監督 鹿児島には力のあるチームが多く、そこを勝ち抜いてきたのだから力があると思う。
―相手投手をどう見る?
中迫監督 2人ともいい。特に小松君のストレートを、うちが打つのは難しい。何とか少ないチャンスをものにしたい。
西原監督 まだビデオを見ていないので分からない。データでは三振をよく奪っている。ボール球をしっかり見極めていきたい。
―相手打線についての印象は?
中迫監督 1番の片岡君は足も速くてセンスがあり、塁に出すと、うちのバッテリーは慌てそうだ。1、2番を出さないようにしたい。
西原監督 やはり3―5番。打点を挙げているので、その前を抑えたい。特に4番の鮫島君は注意したい。
―チームで鍵を握る選手を挙げてください。
中迫監督 主将で捕手の4番鮫島と5番今吉健。1日からこちらで調整しており、攻守とも調子は上がってきている。
西原監督 松岡、筒井、溝渕の中軸。あとは(先発の)中平がどこまで投げられるか。うちも調子を崩している選手はいない。チームの形を出せるようにしたい。
―試合展開をどう予想しますか?
中迫監督 思い切りのいい野球をさせたいが、うちは初戦。序盤はもたつくだろう。高知商さんは1試合やっていて落ち着いてできるはず。前半どのぐらい踏ん張れるか。3点以内に抑えるのは無理だと思う。5点勝負に持ち込めれば、と思う。
西原監督 先に点を取られても粘り強くついていって、最後まであきらめない野球をやりたい。うちもある程度点は取られると思う。
◇
中迫監督は鹿児島県生まれで西原監督より1つ年下。甲子園出場を決めた直後、「みんなの夢だった」と人目をはばからず涙を流したという。15分ほどの顔合わせだったが、質実剛健の「薩摩隼人(はやと)」。一生懸命に熱くなれるタイプに見えた。
【写真説明】握手で健闘を誓い合う高知商・西原監督(右)と鹿児島工・中迫監督=甲子園球場)
(2006年8月10日付・朝刊)
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