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夏の甲子園組み合わせ決定 高知商 また初戦北北海道

6日に開幕する第88回全国高校野球選手権大会(15日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市北区のフェスティバルホールで行われ、高知商は開幕戦が9年ぶりの一戦となった。73年ぶりに夏の甲子園3連覇を目指す駒大苫小牧(南北海道)は初戦の2回戦で今春の選抜大会に出場した南陽工(山口)と対戦することになった。選手宣誓は抽選で三重(三重)の中村浩樹主将に決まった。
9年ぶり22度目出場の高知商(高知)が開会式直後の第1試合で対戦するのは、春夏通じて初出場の白樺学園(北北海道)。高知商の初戦の相手が北北海道代表となるのは前回の旭川大高に続き2大会連続となった。
今春の選抜大会覇者で、2度目の春夏連覇を狙う横浜(神奈川)は1回戦で昨夏ベスト4の大阪桐蔭(大阪)と対戦。日本最南端の高校、八重山商工(沖縄)は千葉経大付(千葉)と当たる。
この日の抽選で3回戦までの対戦が決まった。準々決勝の組み合わせ抽選は大会第11日の第1試合終了後、準決勝は第12日の第1試合終了後に甲子園球場で行われる。
近県同士の対戦を避けるため、西ブロック(石川、滋賀、奈良、和歌山以西25校)、東ブロック(富山、岐阜、愛知、三重以東24校)に分けて抽選。予備抽選で西の6番だった高知商だが、本抽選で「1」を引き、初戦が開幕ゲームになることが決まった。
【写真説明】対戦が決まり握手する高知商の石川主将=左=と白樺学園の矢野主将(大阪市のフェスティバルホール)
「因縁感じますね」
西ブロックの6番目にくじを引いた高知商の石川主将は一瞬の間を置いた後、ややはにかんだような声で「1番です」。
開会式直後で落ち着かず、敬遠されがちな「開幕戦」の“1枠”が早くも決まったとあって、会場から一瞬安どのため息が漏れた。それでも石川は「最初『1番』にはびっくりしたけど、県大会と同じなので良かったかも」。
抽選会後、インタビュールームは報道陣や各校の監督、主将でごった返す中、約20人が西原監督と石川を取り囲んだ。ほかの試合の取材を終えた記者があらためて駆け寄るなど、「伝統校」のネームバリューはさすが。
ただ、報道陣から振られる話題は「市商9年ぶり出場」よりも対戦相手の白樺学園と同地区で指揮を執る谷脇一夫・元高知商監督絡みが多く、西原監督は「因縁を感じますね」と苦笑い。(山崎道生)
打ち勝つゲームを
高知商・石川将史主将の話 開幕戦でびっくりした。ことしは打撃のチーム。ピッチャーが最少失点に抑え、打ち勝つゲームが理想。相手チームの知識はまだない。これから研究し、モチベーションを高めていく。調子もいいし、自分たちの野球をするだけ。
継投考え粘り強く
高知商・西原均監督の話 開会式直後で観客が多く、緊張の中でやらないといけないのでどうかなと思う。相手はバッティングが良く、投手も140キロを超す速球を投げるらしい。簡単に点は取れない。無駄な点をやらず、継投時を考えながら粘り強く戦う。
最後まであきらめず
白樺学園・矢野健人主将の話 開幕戦で注目される中でできる幸せを感じながらプレーしたい。高知は強いチームが多いイメージがあり、そこを勝ち抜いてきた高知商は当然強いと思う。泥臭く、最後まであきらめない自分たちの野球を心掛けたい。
少しでも多く得点を
白樺学園・戸出直樹監督の話 伝統的に高知県はバッテリーを中心とした守りがしっかりしていると思う。高知商についてはこれから研究していくが、うちは打のチーム。万全のコンディションで臨めるよう調整して、少しでも多く得点を挙げたい。
(2006年8月4日付・朝刊)
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