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雨で3日連続順延
第88回全国高校野球選手権県大会第5日は21日、春野球場で準々決勝2試合を行う予定だったが、雨で中止。3日連続の順延となった。22日は別表の2試合。休養日はなく、決勝は25日となる。大会が3日連続順延となるのは、1999年第8日の準々決勝残り2試合が4日続けて延びて以来。
8強校は21日、春野ドームや学校で軽めの調整を行い、“再開”に備えていた。
続く順延「吉」か「凶」 8強監督が胸の内
大会は7年ぶりに3日連続順延となった。各校監督は「投手が休めてよかった」「早く試合をやりたかった」と表情はさまざま。順延が吉と出るのか凶と出るのか、ベスト8監督の胸の内は―。
順延のプラス面は選手の疲れを取る時間ができること。夏の大会の終盤を乗り切る上で、特に投手の疲労をどこまで取れるかは重要。「“恵みの雨”になりました」と話すのは追手前・谷村監督。右腕広内正は2試合連続で完投しており、第3シード室戸に食い下がるには「エースが万全」が最低条件になるだけに、まさに恵みの雨。
マイナス面も少なくない。勢いに乗っているチームにとっては、“うらめしい雨”。第4シード土佐に競り勝った高知東工・亀井監督は「流れに乗っていたので、すぐにでもやりたかったんですが」。投手陣の休養はプラスとはいえ、「2日も空いたら選手の気持ちが切れて、残念ですが“仕切り直し”です」。
小津の西内監督は「外野守備の練習ができないし、内野も生きた打球を捕る練習が難しい」という。ティーバッティングなど打線の維持は図れても、守りの不安は出る。
モチベーションの維持も苦労するところ。高知商相手に0―4の劣勢を降雨ノーゲームで“やり直し”になった伊野商は順延の間、学校で調整を続けてきたが、北岡監督は「22日も中止なら、練習場所を変えないといけないかも」と“マンネリ”を心配する。
選手層の厚いチームでも条件は同じだ。「一番の問題は体調管理」と明徳義塾・飯野監督。雨は降るけれども蒸し暑い。冷房などで体調を崩してしまうことも心配しなければならない。
球場から遠い郡部校は宿泊、移動の負担も大変そうだが、室戸、宿毛とも「大丈夫です」。両校とも準々決勝の2日目のゲームのため、前日試合があるかどうか確認してから準備にかかれる分、「地元で余裕を持って調整できている」(室戸・横川監督)、「幡多のチームは日ごろの遠征で、こういう調整には慣れている」(宿毛・横山監督)。
休養日がなくなり、準々決勝残り2試合に臨む4校は、決勝まで3連戦。しかし、甲子園出場まで「あと3勝」はどこも同じ。第1シードの高知商・西原監督は「確かに日程的にはうちは有利ですが、一戦一戦気を引き締めていく」は、8校監督に共通した思いだろう。
(2006年7月22日付・朝刊)
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