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中盤戦連日の水入り 8強校は軽めの調整
第88回全国高校野球選手権県大会中盤戦は連日の水入り―。20日に行われる予定だった第5日は雨で中止、2日連続の順延となり、日程は一部変更された。
準々決勝は予定通り2日に分けて行われ、きょうの2試合のほか、22日の第6日に宿毛―明徳義塾、追手前―室戸の2試合を行い4強が決定。しかし、準決勝前日の休養日が取りやめになり、23日準決勝、24日決勝と3連戦のチームが出ることになった。1992年に取り入れられた休養日制度がなくなるのは、99年以来7年ぶり2度目。
20日は各校とも調整に励んだ。四回途中まで4―0とリードしながらノーゲームとなった高知商は春野ドームで約2時間、ノックやフリー打撃で汗を流した。一方の伊野商は学校で調整。19日に約70球を投げたエース山中は投球練習を行わず、ウエートなどで体をほぐして“再戦”に備えていた。
準々決勝展望 高知商打線VS伊野商山中 勢いの宿毛が明徳に挑む
ベスト8には、シードが2校、ノーシードが6校残ったが、うち県立校はシードの室戸を含む6校進出と目立った。甲子園まで「あと3勝」の中盤戦、準々決勝の4試合を展望する。
21日の第1試合、高知商―伊野商は、降雨ノーゲームの“仕切り直し”。勝てば2年ぶり4強の第1シード高知商は打線が活発。2試合連続コールドで勝ち上がった。19日のノーゲームの一戦も四回途中まで4―0。伊野商は初戦の中村戦を延長十三回で振り切るなど、主戦山中を軸に競り勝ってきた。打線がもうひとつなだけに、9年ぶりの4強進出はエースの右腕の出来に懸かる。
第2試合は第4シード土佐が敗れたゾーンで、高知東工が初の、小津は48年ぶりのベスト4が懸かる。土佐に競り勝った高知東工は投手陣に絶対的な柱はいないが、勢いはある。2試合計33安打32点と好調の小津打線を得意の継投でかわしたい。小津はエース宮崎が2試合11失点ともうひとつだったが、2回戦は後半5回を無失点に抑えた。ともに先手を取りたいところ。
22日の第1試合は“最激戦区”を勝ち抜いてきた宿毛と明徳義塾。勝てば11年連続4強となる明徳は第2シード高知との初戦を、エース伊勢の好投もあり7―2で快勝した。高知西との2回戦は七回コールド勝ち。打線の迫力はさすがだ。宿毛は高知中央、岡豊と有力校との接戦を、1年生山本ら投手陣の粘りでしのいだ。総合力で明徳優位だが、1、2年生主体の宿毛は勢いがある。
第2試合では、第3シード室戸が追手前と対戦する。秋季大会では準々決勝で対戦、室戸が七回コールド勝ちした。4年ぶり準決勝進出の懸かる室戸は松本、森沢の投手陣が安定している。追手前は接戦をものにしての3年連続8強入りだが、打線はもうひとつ。無駄な失点を防ぎ、終盤勝負に持ち込みたい。
雨天順延続きで休養日がなくなったことで、下ゾーンの4チームは決勝まで3連戦。投手の起用法も考える必要が出てくる。(山崎道生) (2006年7月21日付・朝刊)
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